『優れた抗糖化作用で注目のヒシエキス について』 ゲノミクス栄養学 メルマガvol.7
謹賀新年
本年も宜しくお願い申し上げます。
皆様はどんなお正月を過ごされましたか? ご家族でおせちを囲んで楽しいお時間だった方も、お仕事で忙しかった方もいらっしゃるでしょう。ゆっくりできるがゆえにちょっと気が抜けて風邪をひいてしまった、あるいは少々食べ過ぎて体重オーバーしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。かくいう私も食べ過ぎで、これからダイエットの日々です。
さて、新年1回目のゲノミクス栄養学メルマガは「ヒシエキス 」についてお話ししたいと思います。ヒシエキス は約800種類の植物素材から厳選された、トウビシ果皮の抽出物を原料とする、非常に優れた抗糖化作用を持つ成分です。植物由来のポリフェノールで、高い抗糖化活性とAGEs分解活性が注目を集めています。
トウビシは水草の一種で東南アジアや日本にも生息。漢方薬として用いられることもあります。ヒシエキス摂取により、血中の糖化タンパク質の低下、また血糖値の上昇が穏やかになった、あるいはシワ、皮脂の色ムラの改善が報告されているとのことです。また、不妊で悩む女性がヒシエキス を飲み始めて妊娠したという報告もあり、妊活成分としても今後注目されるかもしれません。
糖化は体の老化、そして老け見えを促進します。肌の黄ぐすみも糖化が原因であることが多いですね。体内の糖化が進むと動脈硬化や骨粗しょう症、アルツハイマー、ガンなどの疾患にかかりやすくなりますし、コラーゲン代謝が阻害されて、肌荒れやたるみやシワが目立つようになります。現代は糖質過多になりやすいため、ヒシエキス のような成分は健康の救世主となりえますね。エイジングケアにかなり嬉しい効果が期待できるヒシエキス ですが現在、数社からサプリメントが発売されています。まだあまり知られていませんが、2023年にはブレイクの予感がします。